デビュー戦初得点の大迫「重かった」
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「背負ったとき、重かった」
大迫が鮮烈でビューを果たした。
ドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍。
当初、2部ということで、周囲からは反対の声もあったという。
それでも、移籍を選んだ。それはとにもかくにも、「挑戦」そして「成長」のためだ。
そして、初めての公式戦を戦い終えた大迫は語った。
「(ポストプレーで)相手を背負った時に重かった」
「試合に出ることでFWとしてもっと強くなる」
そう。
欲していたのは、まさにこの環境だった。
強靭なフィジカル。
日本では体験できない屈強なDFたち。
そういう中で試合ができるからこそ、2部でも移籍を決断したのだ。
そして、「大迫の2部移籍は正しい選択だった」といわれるための好調なスタートを切った。
思えば、本田もVVVフェンロで2部を経験している。
しかし、2部があったからこそ、今の本田がある。それは、本田自身が認めている。2部は確かに相手のレベルや注目度で1部に劣る。しかし、レベルが劣るからこそこそ「ゴール」をゲットできるし、たとえ2部でも得点王になれば「注目」は集まる。
大迫の成長はブラジル以降の日本代表の成長にも不可欠。
ぜひとも、この挑戦から欧州で花開いてほしい。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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