日本のグループC入りは結局のところ…
2014年ブラジルW杯すべてのグループリーグを解説します!
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W杯のグループリーグ組み合わせが決定。
このブログのラジオ版を収録し、その中で解説をさせてもらった。
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早速いろんなメディアで監督、選手、評論家など、いろんな人が日本の入ったグループCについて述べている。その中でも、是か非かというような、つまりは(決勝トーナメントに進めるか否かという意味で)いいグループか、はたまたよくないグループかという論調が多く見られる。
私は思う。
いいグループに決まっている。
なぜか。
ここまで来たら、楽に勝てるチームなど(日本代表には)ないからだ。
ただし、対戦したら、圧倒的に勝つ可能性が低いチームは存在する。それは第1ポッドに入ったブラジル、アルゼンチン、ドイツ、スペイン。その他にもオランダやイタリア、イングランドなどは、W杯という本番の舞台でがちんこ勝負をしたら、日本が勝てる可能性は低い。日本の実力というのは、そういう水準なのだ。
だから、こういう強豪と一緒の組に入らなかったことがすでに「いい」グループなのだ。なにも、楽にBEST16にいけそうだ、などというつもりは毛頭ないし、日本の実力ならそもそもどんなグループに入っても、BEST16入りは簡単ではない。世界の下馬評でもグループリーグ突破は難しい、もしくはぎりぎり2位通過できるか否か、というところだろう。
ギリシャ。
コロンビア。
これからは情報を収集し、分析し、対策を立て、そして本戦メンバーが決まる。楽しみだ。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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