【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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今夜ベラルーシ戦の課題とは何か?

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

ベラルーシ戦をつぶやきます。

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「勝利」。

これに尽きるのではないだろうか。

今夜、日本代表はベラルーシ戦を迎える。

今月の欧州遠征第二戦。第一戦はセルビアに02で敗戦した。

親善試合なので結果を求める試合ではない。

しかし、相手は格下。日本代表はW杯出場国。

しかも、前回大会はBEST16なのだから、それ以上を目指したいところ。そう考えると、やはり今夜の相手には勝っておきたい。

メンバーがどうなるかにもよるが、たとえセルビア戦のようなベストメンバーではなくとも、それでも勝ちたい相手だ。1.5軍ではベラルーシにも勝てない。そんなチームと選手層で、W杯でどうやって好結果を残せるか。

語弊のないようにいうと、ベラルーシを軽視しているわけではない。

W杯予選ではフランスやスペインに善戦している。

ただ、日本は欧州のこのレベルはきちんと「勝ち切れる」ようでないと困るということだ。

たとえば、昨年の欧州遠征で日本がフランスに勝利したとき、日本では歴史的勝利と報道され、フランスでは屈辱と報道された。フランスにとって、ホームで日本に負けることはサプライズ以上の感情、そう、屈辱だったのだ。

今夜、日本はアウェイだが、格下相手にしっかりと勝ち切ってほしい。

負けても「屈辱」とまではいかないだろうから、思い切り戦ってほしい。

勝つ姿勢を見せてほしい。

そもそも、サッカーはゴールを決めなければ勝てない。

負けて、あるいは引き分けで、「今この時期だから」とか「親善試合だから」とか言う前に、ゴールを奪えてないじゃないか、とはなってほしくない。

だから、最低でもゴールを奪っての引き分け。

11。22。

最低でも、こういうスコアだろう。

格下相手にゴールすら奪えず、「まだ時間がある」とか「本大会で結果を出してこそ」だとかは、サッカーという競技の性質からいうと、言い訳でしかないだろう。

とにかく、ゴールを決めてほしい。

そして、ゴールを決めるからには、勝利してほしい。

そういう意味で、今夜の課題は「結果」だ。

筆:小松英之 ツイッターはこちら

小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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