岡田杭州は「残留は問題ない」レベルなのか?
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
Cリーグ第18節 杭州01天津
開始3分の失点。そのまま敗戦…
強豪の天津相手とはいえ、いただけない試合だ。
ここのところ、重要な時間帯での失点が続いているが、それは修正できていない。ホームで相手のシュートをたった3本に抑えながら、1点も奪えず、開始3分の失点で敗戦。なんとも後味が悪い結果となった。
そういえば、こんな記事がネットに出ていた。
「岡田杭州は残留は問題ないだろう」
だが、杭州は残留争いを勝ち抜くチームではない。もっと上に行ける。ACL圏内を争えるところまでいけるチームだ。ただ、あっと一歩足りない。それこそが実力なのだろう。
そのあと一歩とは、重要な時間帯で失点しないことであり、負け試合を引き分けに、引き分け試合を勝ち試合に持ち込む執念であり、決定機でゴールを確実に奪う精度だ。
ともあれ、時節こそは、勝利を見たい。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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