セリエAクラブがGK川島に「身分照会」
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
ベルギーのとあるメディアによると、日本代表GK川島が所属するベルギー1部スタンダールの会長が、トリノから同クラブへ、川島選手への身分照会があったことを明かしたという。
以前からメディアの報道で憶測の範囲を出ないレベルでの話としては聞いていたが、身分照会があったということは、少なくとも、トリノには興味があり、獲得への第一歩があったということだ。
もちろん、所詮はまだ身分照会である。
この後、クラブ間交渉、本人との交渉、年俸、移籍金など、多岐に渡る移籍までの作業がある。その作業に入るのか、どうなのか。そのあたりはまだ未知数である。
なお、スタンダールの姿勢について、同会長は「クラブ予算の運営のために、選手を何人か売る必要がある」と語り、条件によっては、川島を売りに出す考えも持っていることを明らかにしている。
いまだ、セリエAに移籍した日本人GKはいない。
まして、セリエAでレギュラーとなり、活躍する日本人GKもいない。
移籍市場は8月まで開いている。
本田と共に、今夏セリエAに移籍する日本人選手誕生となるのか。
注目したい。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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