【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

【東アジア杯】初戦が中国戦の意義

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

いよいよ、まもなく東アジア杯が開幕する。

男子は初戦、中国と対戦する。

はっきりいって、これは幸運だ。

どんな大会においても、初戦が大事。

初戦を落とすと、その後に響く。

韓国、豪州と競合がいるなかで、中国だけひとつレベルが下がる。

まして、先月、格下のタイに屈辱的敗退。監督解任。メンバー選考のやり直しなど、どたばた続きだ。そんな状態の中国に負けてはならない。

もっとも、中国代表としては、国内で批判が高まっており、そんな中、東アジア杯で3戦全敗するようだと、批判はより高まる。ゆえに、死に物狂いでくるかもしれない。そういう意味では、モチベーションは高いだろう。ただし、モチベーションは高くとも、ラフプレーはやめてもらいたいが。

韓国、オーストラリアではなく、中国と初戦でやれるのは大きい。

日本もメンバー的にはまったく連携などができていないし、そういう意味では、急造チームの初戦だ。試合をひとつ消化して、やっと今回のチームの輪郭がおぼろげながら出てくる、くらいだろう。しかし、勝ちたい。だから、4チームの中で一番格下に初戦当たったことは幸運だ。

個人的にはやはり柿谷(C大阪)に注目したい。

ザック監督は1トップかトップ下での起用を示唆しているようだが、いずれにしても、中国戦で勝利を決めるゴールを決めてほしい。初戦で決める、できれば決勝ゴール。そうすれば、俄然、世間の注目はよりいっそう彼に集まるだろうし、その状態で豪州戦、韓国戦でも活躍すれば、一躍時の人。そして、A代表のレギュラー陣の中に入り込み、活性化してもらいたい。

日曜日。

いよいよ中国戦だ。

(筆:小松英之)

小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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