夏移籍をあきらめない本田サイド
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
資金が足りないなら、引っ張ってくる…
本田側が夏での移籍をあきらめていないとあるイタリアメディアが報じた。
なんでもその報道によると、先週の本田兄とミランの会談には、日本企業も同席していたというのだ。それは、スポンサーとして資金を提供してもらい、この夏での移籍を成立させようとしているからではないか?と一部メディアが報じた。
CSKAとミランのクラブ間合意にゆだねられている状態の本田のミラン移籍。そのうえ、ミランは本田獲得の前には、誰か選手を放出することを前提としており、その放出はロビーニョの残留によって、うまくいっていないように受け取れる。
1月なら移籍金ゼロで獲得できるため、放出なく、かつCSKAの要求する金額を払ってまでして獲得の意思はないということなのだろうか。しかし、もしも資金提供者が現れれば別だ。放出はつまり、獲得資金の確保なのだから、資金提供者がいて、CSKA側の要求の不足分を払ってくれれば、放出はなくとも、ミランは本田を獲得することができるのである。
そして、ここへきて、Aマドリーも本田獲得戦に参加とスペイン紙が報じている。
まだまだ本田の夏は続く。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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