【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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ドーハ合宿開始の日本代表、カナダ戦のポイントは?

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

ザックジャパンがヨルダン戦を控えて、合宿地ドーハに入った。ここで合宿を行い、22日にはカナダと親善試合を行う。そして、26日のヨルダン戦に臨む。

カナダ戦のポイントはなんといっても先発メンバーだ。当然、ヨルダン戦を意識したメンバーになるであろう。と同時に、交代メンバーにも注目だ。ザック監督は、怪我で招集外となった本田と長友の位置に誰を入れるかは、現地に入ってからコンディションを見極めて決める、と日本の会見で語っていたからだ。

トップ下は中村憲か香川のどちらかと見て間違いないだろう。

それも、これまでの実績からいえば、本田不在のときは中村だ。ただ、香川がハットトリックに代表されるように調子がいいことと、欧州組がシーズン真っ只中に対して、J川崎に所属の中村はまだ開幕したばかりというコンディションの違いがある。このあたりがどう影響してくるか。

カナダ戦の先発で、まずどちらがトップ下に入るかが注目だ。なぜなら、試合の中で変化することもあるからだ。中村で始めて、試合の途中に選手交代などで香川をトップ下に、ということもありうる。だから、先発でどちらを起用するのか。そこに注目だ。

もちろん、勝つために試合をするのだから、勝つためにどちらがトップ下にふさわしいのか。それが究極のポイントとなる。それゆえ、カナダ戦にトップ下で出場したどちらかが調子が悪い、もしくはチームとして機能しないとあらば、本番で変えてくることもあるだろう。

また、ヨルダンも当然、このカナダ戦をチェックするだろう。そのあたりの情報戦もある。だから、ザックはもしかしたら素直に先発メンバーを選んでこないかもしれない。たとえば、香川をトップ下に起用して、メディアに「本田不在の位置にはマンUの香川!」と煽らせておいて、本番のヨルダン戦には中村、ということもあるかもしれない。

いずれにしろ、カナダ戦の先発と選手交代で、その辺りを見極めることができるだろう。さらには、トップ下に誰が入るかによって、左右のMFも変わってくる。この位置に、タレントが多いのが日本代表。通常なら、岡崎、香川が入るが、本田不在により、清武、乾などにも先発のチャンスがある。左右のMFの先発も気になるところだ。

まずは22日のカナダ戦。

注目だ。

<筆:小松英之>

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