【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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中国メディア「仙台のGKが大きく立ちはだかった」

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

中国のテレビ解説者も思わず叫んだ。

「仙台のGKが大きく立ちはだかっています!」

ACLはグループリーグ第二節が行われ、仙台は敵地・江蘇省に乗り込んで江蘇舜天と対戦。00で引き分けた。

試合を通じて江蘇は攻め続けた。しかし、その度に仙台が鉄壁の守備で跳ね返した。江蘇の選手が何度、頭を抱えたことか。

江蘇はここ最近、力をつけてきたチームで、ACLでも新参者。ホームの地の利を活かして攻め続けたが、あと一本が出なかった。国際舞台で得点を奪うことがいかに難しいか、思い知ったことだろう。

昨日、3.11は2周年を迎えた。

実は仙台vs江蘇は私にとって特別な思い入れがある対戦。私はJでは清水サポで、Cでは上海と山東サポだ。そんな私が、なぜ、この2チームに対して思い入れがあるのか。それは、現在私の住んでいる地域が江蘇省であり、私の大学同期の親友が住んでいるのが仙台だからだ。しかも、親友はベガルタのホームスタジアムに名を冠する企業に勤めていた。

2年前、地震当日。

仙台の親友に送った無事を確認するメール。なかなか来ない返信を、「もしかしたら、あいつも…」「いや、きっと大丈夫」と一喜一憂しながら待っていた。深夜、「おれは大丈夫。でも、とんでもない状況だ…とにかく、今は、みんなの無事を祈ることしかできない」と返信がきた。あれから2年の月日を経て、仙台と江蘇がACLで対戦するようになるとは…

次のこの両チームの対戦は5月。今度は仙台のホームだ。

その頃には、この両チームが所属するグループEは、決勝トーナメント進出チームが決まっているかもしれない。江蘇は希望が薄いが、それでもなんとか、この両チームがグループリーグを突破してほしい。

それにしても、仙台はGK林を中心に、本当に素晴らしい守備陣だった。

<筆:小松英之>

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