今季最大のタイトルへはずみとなるかレアル目線のクラシコ
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
リーグ優勝が絶望的な今、今季レアルが目指すべき最大のタイトルは、もちろん、欧州CL優勝である。
ただ、これは難易度が最も高いタイトルといえるだろう。まして、レアルがBEST16で戦っている相手はマンU。ファーストレグはホームで痛い11引き分けだった。
だとしたら、「無冠」という状況を回避するために、もうひとつ、タイトルはしっかり狙っていきたい。レアルにとって、スペイン国王杯はその意味で重要な大会だ。
しかし、当然、スペイン国内の大会において、レアルの前に立ちはだかるのが、宿命のライバル、バルセロナである。
昨日の国王杯準決勝第二戦で、レアルはカンプノウ(バルサのホーム)で31とバルサに完勝し、2戦合計42で同大会決勝進出を決めた。平素、強気な姿勢しか見せないモウリーニョ監督も、カンプノウでのこの結果には安堵したのではないか。
さらに、今週土曜日には、今度はリーグ戦でバルサと対戦する。
クラシコ・ファンにとって今週はこの上ない1週間だ。
その後、さらにマンUとの欧州CLセカンドレグを迎えるレアル。
リーグ制覇の可能性がないとはいえ、バルサを二度倒して、マンU戦に臨みたいところだ。
ちなみに、私はカンプノウにもサンチャゴ・ベルナベウ(レアルのホームスタジアム)にも行ったことがあるが、私はバルサファンである。しかし、同時にレアルファンでもある。スペインの歴史に基づいた両クラブの、サッカーだけではない、いろいろな要素が混じったライバル関係は、外国人であり、極東日本に生まれた自分には到底理解できない。だから、平素は両方を応援している。しかし、いざ、クラシコとなれば、どちらかを選択しないといけない(まぁ別にそうでもないのだが)から、その場合のみ、バルサを応援する。
そんな複雑な私のファン心理をよそに、今週土曜日、再びクラシコがやってくる。今度の舞台はベルナベウ。レアルにとっては、昨日の完勝に今度はホームと、有利づくしの展開だ。
果たして、結果やいかに…
<筆:小松英之>
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