【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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【ベスト8組み合わせ決定!!UEFAチャンピオンズ・リーグ】コラム:クアットロディチ第十九回(3of3)

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

 最後は日本人が最も注目しているであろう、インテル×シャルケの一戦だ。 インテル所属日本代表DF長友佑都と、シャルケ所属日本代表DF内田篤人が対戦することになったため、日本人が初めてCLベスト4の舞台に立つ事も決まったわけだが、前回王者インテルバイエルンにギリギリまで追い込まれ、どうにか進出してきた。史上初の6連覇を狙うセリエAでは、1stレグの直前にACミランとのミラノ・ダービーが控えており、既にヨーロッパの舞台を後にしたミランはこの一戦に全力で臨んでくるはずだ。 どのような結果に終わろうともこの特別なゲームでの消耗度は他とは比較にならない。 ターンオーバー等を含めいかにチームをうまくまわしていくかが鍵となりそうだ。

 

 とはいえ、指揮官をラングニックに交代したばかりのシャルケに勝機は薄そうだ。

 

 国内カップ決勝進出、CLベスト8という好成績ながら、リーグ戦の不振のため、前任者フェリックス・マガート(現ヴォルフスブルク監督)を解任し、チームがまとまっているとは言いがたい。 そもそも、チームはシーズン開幕前に大量に選手を補強しており、コンビネーションの熟成に時間がかかるのは当然。 今でこそ順位は10位と持ち直してきたが、一時は降格ゾーンに沈んでいた。 元スペイン代表FWラウル・ゴンザレスは相変わらず勝負強さを見せるが、その他の選手が本来のプレーを見せていればリーグ戦での不振もなかったかもしれない。

 

 そのうえ、下からの足音が近づいているリーグ戦に集中したいというのが本音ではないだろうか。こういった時にいくらインテルに勝利してもリーグ戦の勝ち点には反映されないのだから、仮にそれで2部に降格でもしたら泣くに泣けない。インテルの優位は動かないだろう。

 

 最後に、この場を借りて欧州を中心とした世界中から東日本大震災への応援メッセージ、募金が寄せられている。試合前のスタンドから、ユニフォームのアンダーシャツから、本来日本には何の関係もないはずなのに、感謝の言葉しかない。一人の日本人として、厚く御礼申し上げたい。 フットボールが国境を越えた素晴らしいスポーツであることの証明ではないだろうか。

(完)

<筆者紹介>

中島雅淑 1983年 9月5日生まれ

19931996 地元の小学校のサッカー少年団でサッカーを始める。 当時は宇宙飛行士を夢見ていて「体を鍛えるため」という名目だったが、次第に魅力に取り付かれていく。

19961998 中学校のサッカー部に所属。 

1999- 高校受験とともに辞め、進学校だった事もあり、一時期サッカーから離れるも、プレーしなくなった事により、見る「目」が肥えてくる。 また、高校2年時にはアジアカップ2000が開催され、再びサッカー熱に火がつくようになる。 

2002- 大学のサークルでプレー。日韓W杯は全試合観戦。また「瑞穂陸上競技場」「豊田スタジアム」で名古屋グランパスの売り子アルバイトをしながら試合を観戦

2003- 大学中退して大阪へ 専門学校のフットサル大会のため体を動かす程度。テレビ局の関係でチャンピオンズ・リーグを定期的に観戦。

2005 3月 インターンシップで第87回センバツ高校野球スポニチの取材補助を経験。

2006- 仕事の関係で東京へ プレーはしなくなるが、WOWOWに加入していたため、毎週リーガエスパニョーラを観戦。

2007- 地元岐阜に帰還。 FC岐阜が財政危機に陥っているという話を聞き、「地元のクラブを助けなければならない」という思いから、定期的にスタジアムに観戦に行く事になる。

また、市民参加型インターネット新聞新聞サイト「オーマイニュース」に登録して、スポーツ記事を主に発信。年末には活躍が認められ韓国での記者交流会に参加。

2010- テレビ局の関係でプレミアリーグを見るようになる。

<エピソード>

嫌がる元カノを無理矢理瑞穂陸上競技場グランパス戦へ、 せっかくガストでいい感じで女の子と食事していたのに02/03のクラシコがテレビ放映されていたため、気がそっちへ行ってしまった実績あり。

波乱万丈な人生を歩む、だが東海屈指にフットボールを愛している27歳の男。

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