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ザッケローニ監督に期待するもの

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日本代表監督がイタリアのザッケローニ氏に決まった。

いたるところで「やっと」という声が聞こえるが、9月の親善試合に間に合わなかっただけで、別にやっとということもないと思う。それだけ慎重に探したということだ。

しかも今回は、以前のように元々Jに関わっていて、交渉や話し合いがスムーズにいくというような監督ではないところで交渉を進めてきたわけで、これは評価できる。

さて。そんな新監督に望むものは何か。

ブラジルでの目標か。得点力不足解消か。世代交代か。新しいコンセプトか。欧州での経験の注入か。同氏が得意とする攻撃的サッカーの確立か。

私がとりあえず望むのは、「エンターテイナー」としての監督である。

日本において、代表監督というのは「エンターテイナー」だと私は思っている。トルシエジーコオシムなどは、その要素を十分持っていた。つまり、キャラがはっきりしていて、日本人にとってわかりやすかった。

もちろん、強くなければならない。そんなことは監督をやる上で当たり前なので、あえて省く。日本代表を強くする大前提の上で、エンターテイナーであってほしい。

岡田監督時に、日本代表戦の観客数が減ったのは、(W杯本番前まで)ふがいない試合が多かったことと、監督が地味だったからだ。岡田さんの発言は、オシムほど食いつきがよくなく、ジーコほど自由闊達でもなく、トルシエほど新鮮味もなかった。

なので、新監督への期待として、あえて欲張ってしまおう。

記者会見になれば、メディアが食いつき、ファンが監督の言葉に酔いしれる。試合になれば、これまでの日本代表とは違った、攻撃的でスリリングな試合を見せる。

そうなれば、また、「代表戦はチケットが取れない」という悲鳴が聞こえてくるようになるかもしれない。

筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシーマンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。

08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。

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小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

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