【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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【連載】海を越えたピッチからの便り006

野口氏&トータルフットボールアジアは、中国でサッカーを通じた社会貢献活動を行っています!

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上海のカフェで取材を行い、その後、野口のサッカー指導の現場を見て回りながら、思ったことがある。それは、この男の表現のすべては、つまりはサッカーなのではないかということだ。

「サッカーってね、人生に通じると思うんですよ。サッカーの中で起こる様々なことって、ほんと、そのまま人生なんですよね」

野口はこう語った。私は大きく頷くとともに、元日本代表監督オシムのこの言葉を思い出していた。

「サッカーというのは人生と同じであって、必ずしも自分の思った方向に物事が動くとはかぎらない」

私にはわかる。野口は私のインタビューに際して、このオシムの言葉を知っていて、意識的に答えたわけではない。これは彼が彼自身の人生の中で向き合い、培ってきたサッカー観そのものだ。

なぜそう確信できるのか。それはインタビューの翌日の指導現場見学時にわかった。

続く

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小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

第一回

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