【小松英之試合レビュー】南アフリカ03ウルグアイ(グループA)
小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り
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【小松英之による試合レビュー】
ウルグアイの完勝は、ある意味では実力差がそのまま出た試合とも言える。
W杯の第一戦目というのは、どんな強豪でも固さが原因で実力差がそのまま結果に反映されないことが多い。しかし二戦目に入ると、固さが取れて強豪国はその強さを発揮し始める。それゆえ、実力差が結果に反映されやすくなる。
開催国のグループリーグ突破に黄色信号が灯った。グループリーグ突破には最低でも1勝1敗1分が必要だが、南アの次の対戦相手はフランスだ。グループ内では最も勝利するのが難しい相手である。
反対にウルグアイはグループリーグ突破に向けて大きな1勝を得た。ウルグアイの成績はこれで1勝1分。次は最低でも引き分け以上でグループリーグ突破の可能性が広がる。
史上初の開催国グループリーグ敗退という汚名を残したくない南アは、フランスになんとしても勝利するしかない。
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筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシー、マンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。
08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。