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【南アW杯】南アフリカvsメキシコ(グループA)

小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

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【小松英之による試合レビュー】

2010年6月11日 グループA 南アフリカ11メキシコ

世界中が注目した開幕戦。開催国南アフリカの登場。相手は中米の強豪でW杯常連国のメキシコ。

全体的にムダとミスの少ない、緊迫した好ゲームだった。

実力的にはメキシコのほうが南アを上回るが、やはり開催国、ホームの大声援という地の利は大きかった。

南アとしては勝ち点3が取れると思ったことだろう。しかし、メキシコはあそこで同点に追いついた。後半34分だ。先制されても慌てず、自分たちのペースを守り、「きっちり攻めた」メキシコ。その姿勢が実を結んだ同点劇だった。メキシコの強さはここにある。そして、世界の強豪国ならさらに試合をひっくり返してしまう力を持つ。

勝ち点3を逃したものの、強豪相手に最低ラインの引き分けを保った南ア。あそこで敗戦にもちこまない地力の強さを発揮したメキシコ。

まさに好ゲームと呼ぶにふさわしい開幕戦あった。

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筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシーマンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。

08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。