まったく報道されない中村憲剛への「蹴り」
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5日に行われたアジア・クラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)。すでに決勝トーナメント進出を決めていたJの川崎フロンターレはこの日、中国Cリーグの天津と対戦。結果は13で敗れた。
イエローカードが9枚飛び出す荒れた内容となったこの試合。その中でも最も悪質だったのは、日本代表MFでもある中村憲剛に対する天津コーチの「蹴り」。自軍選手を見舞うふりをして、憲剛に蹴りを入れていた。川崎F側はマッチコミッショナーを通じてアジアサッカー協会に問題提議する姿勢で、マッチコミッショナーも試合報告の中にこの「蹴り」行為を入れることを約束したという。
さて。何かと悪質な行為が目立つ中国人選手(今回はコーチだが)。しかし、今回の憲剛への行為については中国関連のメディアはどこも報道していない。知らないのか、もしくは大したことではないと思っているのか。
いずれにしろ、南米の選手に見られるようなプレー中の「技巧」としての汚さではなく、明らかに非紳士的行為とみなされるであろう行為が中国人選手には多い。これは、国際舞台の経験の少なさなどもあるのだろうが、やはり一番大きな原因は中国国内における「フェアプレー精神の徹底」がなされていない点だ。
Jリーグは、リーグの次元においてこの「フェアプレー精神の徹底」を行ってきた。Cリーグのレベルが一向に上がらないのは、単に強化の問題だけではなく、こういった精神レベルの向上が足りないのも一つの原因ではないか。
中国メディアはもっと批判していい。
そして、アジアサッカー協会ももっともっと厳しく中国に対応すべきだ。たとえば、今回の天津のコーチには具体的な懲罰を与えるべきだ。
それはとりもなおさず、中国サッカーのためになるのだから。
筆者紹介:
小松英之(こまつひでゆき)。静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。中国のプロサッカーリーグであるCリーグの観戦多数。その他チェルシー、マンチェスターC、ユベントスの観戦経験あり。
また、中国女子サッカー代表のコーチを務め、現在Cリーグの強豪・山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは、家にも行ったことがあるほどの仲。同コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。
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